アウトプット系6選図書をまとめると、答えは2つだった

参考図書

・学びを結果に変えるアウトプット大全
・結局、人生はアウトプットで決まる
・黄金のアウトプット術 インプットした情報を「お金」に変える
・読書は「アウトプット」が99%: その1冊にもっと「付加価値」をつける読み方
・仕事と人生を激変させるなら99.9%アウトプットを先にしなさい
・HIGH OUTPUT MANAGEMENT(ハイアウトプット マネジメント) 人を育て、成果を最大にするマネジメント

アウトプット系図書の流行り

 自分が読んでいる範囲では、アウトプット系の本は2017年後半くらいから勢いがついてきたように思います。
 インプット系でIoTやAI、ビッグデータなどの新しい考えや、クラウドファンディング、SHOWROOMなど新しい可能性に触れる機会が増えてきました。そのようなよく分からない事柄に対して、堀江さん、西野さん、落合さんを始め「普通と少し違う」人たちが台頭し、詳しく説明し、自分の中でイノベーションが起きてきた事によるからと思っています。「新しい時代に入る」事に対するワクワク感と不安感に対して、自分より年下なのに物怖じせずに意見するヒーロー的なものを感じます。
 「出る杭は打たれる」ような古い考えから、独創的、創造的でリーダー的な人を求める時代になったんだと思いました。ニュースピックスなどのアプリを通じて簡単に質のよい情報が手に届く時代に、それをどう淘汰して、解釈して、考察して、自分で行動まで移せるか。それらが大切だという世間の視点が、本やテレビ、ネットを通じて世に出てきたのがこのアウトプット系の時代でしょう。

アウトプットの重要性・各本のまとめ

・ 圧倒的に結果を出し続けている人は決まって、インプットよりアウトプットを重視しているという圧倒的事実。
・脳は実際に
よく使うものを重要な情報をとらえ、初めて長期記憶として保存して現実に活かすことができるようになります。
2週間に3回使った情報は、長期記憶されます。エビングハウスの忘却曲線でも同様のことは言われています。
・インプットとアウトプットの黄金比は
3:7
・「自分の頭で
考える」ことが自己成長には必須です。そのため、アウトプットの結果を見て改善点を探し出し、解決策を講じてまた振り返るというフィードバックをループに組み込む必要があるのです。
・ 「アウトプットは情報に自分なりの
解釈を加え、わかりやすく伝えること」であり、SNSの何となく流すのは言葉のゴミ。
・アウトプットは
継続期間の長さと、新しい事への行動への抵抗力は反比例。
・アウトプットが人生を変える時代になったと提起し、AIが仕事を奪うと怯えることのない、「自分だけの
発信力」の磨き方が大切です。
・「
書く」ことから始まり、「書く」を深めて自分をプロデュースする。
・「
話す」アウトプットで相手をファンにして、「話す」を深めて自分の価値を最大化する。
・ファンとの交流が継続の最高のモチベーションであり、炎上や批判は毅然として冷静に受け止める必要があります。
・「どんな本だったか」を必ず誰かと話しましょう。これが役立つ読書の極意。記憶は覚えるのではなく
思い出す力。アウトプットした時に思い出せなければ、結局知識をつけたことにはならない。
・「本を一日一冊読んでいます」「
だから何?」

上記を、「継続」する

アウトプットに必要なもの

ディベートと、プレゼンテーションを学生で学ばない」という事が、アメリカとの大きな違いと言われています。アメリカでは、ディベートをする際、テーマも分け方も容赦ないです。小学生に「マリファナの合法化について」考えさせ、さらに賛成派と反対派は自己表現でなく、席順などで決めてスタート。自分は反対派でも賛成派として意見しないといけない。こういった授業、訓練の積み重ねで、「いつでも自分の意見を言える」人間が育ちます。
 アメリカ人と普段話しても、飲んでる最中なのに「日本酒はどういう経緯で作られたんだ」「日本人はうまい日本酒があるのに、なぜ他の国の酒の飲むんだ」「日本食以外が国内にたくさん店を出すことについて、どう考えてるんだ」など、とりあえず質問が多いです。日本酒うまいけど普段はビールだし、イタリアンや中華を日本で美味しく食べられることについて、そこまで考えた事ないです。「なぜそんな事聞くんだ、もっと普通に話して、楽しく飲もう」と言ったら「何言ってんだ。これが普通の会話で、楽しいだろ。日本人の考え方について教えてくれよ」と言われました。彼ら、普段から意見交換をやっています。日本だと「あの上司は・・・」「最近膝が痛くて・・・」「あのアイドルは・・・」確かに、どうでもいい会話しかしてなかったと気付かされます。

 アウトプットに必要なものは、日本人の場合、諸外国よりハードルが高いと感じます。しかし、とりあえずやってみるしかない。それこそ、行動あるのみ。
 一番簡単なのは、ツイッターか、誰かと話す事でしょう。私の場合、毎朝、犬の散歩がてら妻とウオーキングするのですが、その時に前日に読んだ本か、勉強した内容について話し合います。というか、一方的に話します。妻は聞いているんだか聞いていないんだかわかりませんが、とりあえず頷いてくれます。で、新たに気付く事があるので、iphoneにメモして、出社中に調べたりします。

アウトプットを行うと、これが良い

① アウトプットは、インプットの延長である

 誰かに伝えるためには、自分がはっきり理解している必要があります。そのため、アウトプット前提に本を読むという事は、「何が言いたいんだろう」「ポイントは何だろうか」と、思考を進めながら本を読んでいく過程を取ることになります。
 SNSでも他人に話すでも、「この後にアウトプットが待っている」という状況を作ることが、より深い考察、自分なりの解釈を加える事に繋がるため、作業効率が格段に上がります。

② 周囲の評価が上がり、収入に繋がる

 「アウトプットを繰り返す」事が前提ですが、「意見や結果を多く捻出する人」という認識されることは、評価、収入アップに直結します。また、SNSやブログから収入を得る方法もあり、しっかりした文章を書ける人の場合、それ自体が作家と同じように副業としてお金になります。

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